和紙、無形文化遺産に

この度、和紙が無形文化遺産に登録された。国連教育科学文化機関、通称ユネスコは、フランスのパリ、ユネスコ本部で政府間委員会を開き、日本が推薦してきた、「和紙」と「和紙技術」を無形文化遺産に登録することを決めた。去年の「和食」に続き、2年連続の登録となった。このことから、文化庁では「今後も日本の文化や伝統工芸の技術の高さを世界にアピールしたい」としている。今回ユネスコに登録された和紙は国の重要無形文化財に登録されている、島根県の「石川半紙」、岐阜県の「本美濃紙」、埼玉県の「細川紙」の3つ。日本が誇る伝統工芸がまたひとつ世界に認められる形となった。2020年には東京オリンピックを控えている日本。日本を訪れる外国人観光客の数も右肩上がりとなっている。今回の「和紙」の無形文化遺産の登録が日本の良さを伝えるひとつのきっかけとなってほしい。

マッスルスーツ

圧縮空気で伸縮するゴムチューブを使い、人や荷物を中腰で持ち上げる作業を補助する「マッスルスーツ」の本格的な販売やレンタルを始めると、東京理科大工学部発のベンチャー企業「イノフィス」が発表した。昨年から訪問入浴介護サービスや工場、物流施設向けに計約760台をモニター販売し、腰の負担が3分の1に減るため腰痛を防ぐことができ、高齢者や女性も力が必要な作業ができると検証できたため、本格的な運用を始動することになったという。販売価格は1台60万円だが、レンタルが中心になるそうだ。

マッスルスーツは電動モーターではなく、網で包んだゴムチューブの「人工筋肉」を使用している。5気圧の圧縮空気を注入すると、太く短く変形する力を利用する。リュックサックのように背負って装着し、スイッチを入れるとももに力が伝わって作業を補助する。圧縮空気はボンベを背負うか、コンプレッサーからホースをつないで供給する。標準モデルはボンベを除く重さは5.5キロ。ストローのような装置を口にくわえる「呼気スイッチ」を使えば、息を吸うと力が出て、息を吐くと力が抜ける。力に自信がない人でも力持ちになったような気分になれるのはちょっと面白い。