ドローン展示会

小型無人機「ドローン」の技術や実用例を紹介する展示会が20日、千葉市美浜区の幕張メッセで始まったそうだ。首相官邸で見つかった事件をきっかけにドローンを規制する動きが広がっているが、産業界では新たなビジネスへの期待も大きいという。企業約50社が出展した開場では、熱い視線がドローンに注がれた。
この展示会は日本能率協会が主催する「国際ドローン展」。電子部品などを扱う技術展の一環として初めて開催した。ドローンの活用を推奨する経済産業省のほか、総務省と国土交通省を後援し、各省の担当者がセミナーで講師役を務める。建設機械大手「コマツ」は、今年2月から測量にドローンを活用しているそうだ。空撮にドローンを使うことで作業やデータ処理の時間が大幅に減ったという。
警備大手「セコム」は不審な人や車が警備対象の区域に侵入すると、ドローンが自動的に追跡し、撮影するシステムを近く導入するという。
ドローンの規制を巡る議論は、4月に首相官邸でドローンが見つかった事件を機に加速した。政府は国土交通省や警察庁、総務省などの担当者を集めた会議を設け、機体を把握する仕組みや安全性などに関するルール作りに乗り出した。
ドローンは有効利用すればとても便利な反面、その手軽さから悪用されることも懸念される。あまり神経質になるのもどうかと思うが、今後の対応が気になるところだ。